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No.045     SALVATORE PICCOLO/  SHIRT BLOUSON

No.045 SALVATORE PICCOLO/ SHIRT BLOUSON

その軽さと使い勝手の良さにより、今やすっかり妻のもの…(本末転倒)

Salvatore Piccolo(サルヴァトーレ・ピッコロ)のシャツブルゾンです。生地はシアサッカー、色はブラウン。

15歳からシャツ作りの修行をはじめたサルヴァトーレ。シャツ職人の母からシャツの魅力を学んできました。大切な部分を手縫いで裁縫しているため、他では味わえない抜群の着心地がサルヴァトーレ ピッコロにはあります。クラッシックなだけでなく、まさに名品シャツの代表です。(引用サイト

いわゆるダブルジップの仕様ですが、このジップがとにかく”軽い”のです。あまりこういう感覚は普段ないですが、動かしてみるとその感覚にびっくりします。燻したような色味も洒落ています。

後ろからのシルエット。ベントはなく、ただ上からサラッと羽織るためだけに作られたデザイン。

シアサッカーの風合いがこれでもかと出ています。くしゃっと丸めてカバンに入れておけば、急な気温変化にも対応できるスグレモノ

このブランドといえばもちろんシャツが有名ですが、このブルゾンはもっと有名になっても良い商品ではないでしょうか。実際シアサッカーのブルゾンってあまりない気もしますし、シャツとセットでの提案もおもしろそうです。

ボタンも全体の調和を壊さないミニマルな仕様。引き算の美学を見て取れる気がします。

No.042     MARNI/ CARDIGAN

No.042 MARNI/ CARDIGAN

MARNI(マルニ)のバイカラーカーディガン

MARNI(マルニ)

MARNIとは、スイス出身のファッションデザイナー、コンスエロ・カスティリオーニにより設立されたりイタリアのファッションブランドである。夫の毛皮事業から皮の扱いにおいて頭角を現し、自身のブランドとしてMARNI/マルニを創業した。様々な素材を使用した柔らかいシルエットと、構築的な模様ではあるが色合いが優しく、柔らかい素材にプリントされた可愛らしい絵が、彼女の生み出す作品に暖かみを与えるのである。日本にも2000年に進出し、店舗が有名な建築家ユニット「フューチャー・システムズ」によって手掛けられ、その独特な曲線で構成された空間は世間を賑わせた。2013年にはフレグランス分野に進出し、また、「H&M」とコラボレーションするなど、その活動は止まることを知らないのである。2016年には創業者のコンスエロ・カスティリオーニが辞任、デザイナーであるフランチェスコ・リッソが後を継いだ。(引用サイト

このように、ショール部分の色が切り返しになっているモデル。色使いが得意なブランドだけあり、このあたりが自身の琴線に触れることも多く、好きなブランドの一つです。

少し肉厚のウールを使用しており、秋が着用のベストシーズン。ボタンも高級感がありつつ大ぶりですが、デザインに溶け込んでいる絶妙な色合いのため、目立ちすぎることはありません。

リブはデザインが異なっており、これも良いアクセントになっています。

お馴染みのロゴですが、オフホワイトのものは主張しすぎずで良いですね。

サイズは46でジャストサイズ。デザイナーズブランドのサイズ表記はあまりアテにならないですが、マルニは普段のマイサイズで着れることも、信頼感の醸成に繋がっていますね。

No.037    ARC’TERYX/ β AR JACKET

No.037 ARC’TERYX/ β AR JACKET

過去にこれを買った当時の感性を褒めたい。アークテリクスのアウトドアジャケット。

ARC’TERYX(アークテリクス)

1989年、カナダ・ノースバンクーバーで誕生した、ARC’TERYX(アークテリクス)。「最高のマテリアル、最高の技術、そして革新的なデザインで商品を作り上げること」をコンセプトに、広大で過酷なフィールドに囲まれた環境下で優れたプロダクトを生み出しています。(引用サイト

このβ ARというモデルは以下の特徴が。

2000 年から アークテリクスのラインナップの主力になった ベータ AR ジャケット。防水/透湿性の高いゴアテックスプロ生地を採用し、登山用途として開発されました。フロントは使いやすいハンドポケット付きです。従来のベータARより新しい丈でレイヤリングにも対応しやすくなりました。ヘルメット対応のドロップフード™は嵐でもしっかり頭をサポートします。フードを下ろしても内襟が付いているので、嵐の中やクライミング、スキーシーンだけでなく、アウトドアを楽しむ時にも快適に過ごせます。コヒーシブ® コードロックアジャスターも新たに加えられました。(引用サイト

やはりこの止水ジップとオレンジのコードが所有欲を満たしてくれます。

分かりづらいですが、腕の内側部分にもジップがあり開閉できるようになっています。脇下のベンチレーションが拡大したイメージです。

(このどの場面で使ってよいかわからない公式感がいいね)

あまり出番はありませんがループもあるので、サッとどこかに掛けることもできます。

ウエスト部分には絞りもあり調節可能。ここが絞れると風から肌を守ったりできますね。

始祖鳥マークも内側の生地と同色というこだわり。この色バランスは素晴らしくかっこいい。

フードもあるのですが取り外し可能だと尚良かった。ハンガーにかけた時にかさばることだけが難点。まあ贅沢な悩みです。

フードの絞りも調節可能。細部まで人間の動きやニーズを考えて作られていますね。

ファスナーは信頼のYKK。非常になめらかに動きます。中国生産で少し心配でしたが、実際に着用するとわかる素晴らしさ。その臨機応変さでこれからも十分に活躍してもらいます。

No.029    BARBOUR / BEDALE

No.029 BARBOUR / BEDALE

曰く、どうやらこのブランドは奥深いらしい(王室が絡むと大変なんですね…)。その沼の世界に興味を覚えるとしたら、きっと狩猟やキャンプが趣味になっていることでしょう。

BARBOUR(バブアー)。イギリス王室のロイヤルワラント(王冠マーク)を3世代に渡り授与されているブランド。

購入してからというもの、秋冬の登板回数は常にトップクラス。ある程度の温かさ・小雨を回避できる機能性・セージグリーンの汎用性・ポケットの充実度と、デイリーユースするに足りうるスペックが素晴らしい。

このブランド、多くの型(モデル)があり、最初はそのモデル毎の違いや豊富なカラバリ、素材の違い等で思考停止するのですが、とりあえず着用しているBEDALE(ビデイル)は最初の一着として至極無難。

色も永く使う前提でセージグリーンを。切り返しの襟部分はブラウンのコーデュロイ地で。正直このモデル以外買う気がありません。古着好きやよりラギットに着たい方はロンドンのマーケットに中古が大量に売っています。

このように襟部分にもスナップボタンが付いていて、風を効率よく防ぐ調整ができます(使わなくても十分なスペックのため使用回数は僅少…)

ただ、このブランドの特徴として、油分(オイル)を含ませているという特徴が。別名「オイルドジャケット」と呼ばれるだけあり、周囲への迷惑を考えると・・・という声もありますが、余程べったりしていなければ十分使いこなせます。

(袖部分です)ここは手首の汗を吸い取ってくれるリブがあり非常に助かっています。防寒の役割も同時に。ただ、このリブがないモデルも相当数あるので、ネット購入の際はお気をつけください。

あまり難しく考えず、とにかく羽織る。雨に濡れようが日光で乾こうが、正しく自然と付き合って変容する。それがこのブランドの醍醐味だと思っています。

No.024    AQUASCUTUM / BALMACAAN COAT

No.024 AQUASCUTUM / BALMACAAN COAT

どっぷりAライン。

Aquascutum(アクアスキュータム)。発端をクリミア戦争に遡る、イギリスの老舗ブランド。バーバリーチェックと双璧を成すこの「クラブチェック」はあまりにも有名。

クラシカルなスーツや洋服が増えてからというものの、それを一身に纏えるコートを探していた。そんな時に出会ったのがこのコート。十分すぎる身幅・着丈に、ベーシックなAラインシルエットのラグランデザイン。釦の印字とクラブチェック、まさに追い求めていたコートの形であった。

これで、トレンチコートはバーバリー、バルマカーンコートはアクアスキュータムと、一層英国文化が浸透するなか、次はどのアウターに手をかけてしまうのか。秋冬に活躍できるダウンは旧モンクレール、チェスターコートはロロピアーナ、ブルゾンはバブアーと、ワードローブ戦争において、未だ英国優勢なことに変わりはない。

経年で見られるスレや色落ち、既に十分すぎる貫禄であるが、風雪を耐えしのぐ変わりに成長するバルマカーンコート、着るタイミングも多くその活躍が楽しみです。

No.018    UMIT BENAN / Denim Jacket

No.018 UMIT BENAN / Denim Jacket

渾(藍)身。UMIT BENANのデニムジャケット。いわゆる「Gジャン」といえばいよいよ世代は巻き戻り、それを回避するが如く「デニムジャケット」という、非常にモダナイズされた呼び方で紹介することにしたい。

そのものに風合いがあり、その経年変化を楽しむものとして、着道楽に愛着を持たれているデニム素材。奥ぞ深く、岡山県への聖地巡礼やらリーバイスのデッドストックやら、枚挙にいとまがないほどの含蓄ある知識が求められるが、一切の語ること抜きでただただその佇まいを紹介するのが本サイトというものである。

ボタンの裏はこのように貫通しており留まっている。裏地でも十分に表情がある。

(上の写真の表地はこのような形)

デニムジャケットといえば、A.P.C(アーペーセー)のものが有名だが、このUMIT BENANも中々。「ウミ」とあったり語感的なものもあり、てっきりPetit Bateau(プチ・バトー)のようなマリンブランドかと思っていたが、コレクションは実に土臭いと表現すべきか、噛みごたえのあるようなアイテムを数多く排出しているようだ。

タグはかなりの強度で縫い付けられており、生地の裏側までステッチが走っていた。四つ糸のマルジェラはシンボリックだが、隠れUMIT BENANユーザーを探すのもまた一興。

陰影のある藍。より立体的な藍になるその時まで…

No.015    ARC’TERYX VEILANCE / Nemis Jacket

No.015 ARC’TERYX VEILANCE / Nemis Jacket

これはなんとしても紹介したかった。ARC’TERYX VEILANCE(アークテリクス・ヴェイランス)のNemis Jacket。

「More Urban、More Movable」アウトドアブランドとして名を馳せるアークテリクスを、より都会的なアイテムに落とし込んだヴェイランスシリーズ。ナイロン・ポリエステルが織りなす快適かつ軽量な仕立て。須らくアークテリクスの意匠は施されており、このシームテープも同社らしい仕上げ方を見せている。

色はマホガニー。深みと立体感がある赤茶色。ジップも小洒落ている仕様だが全くうるさくなく、同色だからこそできる細微的な美しさ。

(もはや芸術品を見ているかのよう)。。 襟のリブも軽快な雰囲気で、その切り替えもシームレスの如く自然な造り。

袖と裾も同じくリブ仕様。

(上から見下されるかのような威圧感…)

とかく非常に軽く生地が柔軟なため、パッカブルな汎用性もあり、用途幅が広くさすがアウトドアブランドの意匠といったところ。簡単な雨もしっかり弾いてくれるので頼もしく、断続的な登板機会を要請される主力アイテムとなっています。