
10月からThe Okura Tokyo、ザ・リッツ・カールトン東京とGo Toキャンペーンを活用してきましたが、今回は星のや富士に宿泊してきました。紅葉シーズンを狙って11月中旬に狙いを定めましたが、期待以上の旅となりました。普段のこのシーズンは何ヶ月前から予約をしないととれないホテルですが、今回はコロナの影響もあってか、1ヶ月ほど前の予約で滑り込むことができております。この星のや富士を拠点にして、山梨・静岡を中心に旅行もしてきましたので、合わせてご紹介いたします。
都内を出発し、御殿場アウトレットで軽く買い物したあと、名物の吉田うどんを食べに「渡辺うどん」さんへ。太めのうどんでダシがとても美味しい。その後忍野八海へ足を伸ばしました。こちらの草餅も食べましたが、本当に餅が柔らかく、できたての美味しさを味わうことができました。
星のや富士の宿泊施設は小高い丘に位置しているため、まずは低地にあるレセプションに車を止めて、専用の送迎車で送ってもらいます。チェックインを済ませ、部屋に入ると眼前に広がる素晴らしい景色にまず目を奪われます。今回はTキャビンという二人用の部屋に泊まりましたが、設備は十分すぎるほどで、Snow Peakのコーヒー器具やB&Oのスピーカーなど、いかにもアウトドア感あるアイテムが並びます。テラスにはこたつが備え付けられており、ここでゆっくり景色を見ながらくつろぐことができます。専用のコートも用意されており、外にはこれを羽織って気軽に出れる仕組み。雨の日は備え付けの長靴も活躍しそうです。
部屋でしばらく体を休めた後、テラスで食べる夕食をいただきました。備え付けのこたつに入りながらいただきます。グランピングカレーというもので、コンロを用意して自分で食材を焼いていくスタイルです。キャンプ感を味わいながら、スパイスなどを調合し美味しくいただきます。富士山のビスキュイもありますが、これは特別にご用意いただきました。その後は焚き火Barと呼ばれる催し物で、今やなかなか手に入りにくいウイスキーであるサントリーの白州を嗜みます。つまみの燻製ナッツも絶品です。そして、森の音楽会という屋外での演奏会を楽しみながら夜は更けていくのです。
2日目は早起きして、カーテンを開けるとそこには素晴らしい景色が広がります。澄み切った空気と爽やかな晴天を目に焼き付けながら、こたつに入ってコーヒーをいただく至福の時です。朝食は名物のモーニングBOX。ふわふわした焼き上がりのパンやヨーグルト、キッシュなどを味わうことができます。
2日目は富士山周辺を中心に自然を求めて観光。河口湖紅葉まつりは比較的空いている午前中に伺いました。その後富士スバルラインで5合目までドライブ。標高2,000m超から見下ろす景色と眼の前に見える富士山は絶景です。その後白糸の滝まで南下した後、田貫湖と富士五湖を巡るように回ってきました。特に西日になったときに訪れた湖は素晴らしい雰囲気でした。
2日目の昼食はほうとうをチョイス。白いドーム型のほうとうでいただきました。夕食はコーナーハウスという河口湖にある洋食屋で。料理一品一品がとても美味しく、味の濃淡がとても素晴らしいものでした。特にポークステーキは絶品で、脂身含めとても甘く、香ばしくクセのない味付けのコーンスープが素晴らしく合いました。また行きたいお店です。
再び焚き火Barでお酒を楽しんで就寝の後、3日目は朝から屋外で朝食を楽しみました。森の朝食と呼ばれるもので、ホットサンドを体験型で作るというものです。コーヒー・紅茶をいただきながら、名残惜しくチェックアウトの準備を進めます。
その他施設の写真は以下のような感じです。クラウドテラスと呼ばれる広場を中心にゲストルームを往復しながらグランピングを楽しみます。
星のや富士を出て、まず向かったのは」マグヴィスワイナリー」という半導体メーカが作ったワイン工房。ここでは白ワインをお買い上げ。その後北杜市方面に出向き、星野リゾートリゾナーレ八ヶ岳を見学。ハイセンスな北欧雑貨の店などがありました。昼食を食べた後、八ヶ岳大橋を渡って清里方面へ。萌木の村では、レトロなメリーゴーランドやオルゴール博物館などを満喫しました。
昼食は北杜市にある鰻の名店「井筒屋」にて。名物の鰻を白焼きでいただきました。同時に頼んだう巻きも絶品。清里の清泉寮で濃厚なソフトクリームをいただき、夕食は甲州市のレストラン「風」へ。絶品ローストビーフやタンシチューを堪能しました。