過日、高校時代の友人から、「小田原にちょっとクレイジーな服のお店がある」という情報をいただいた。おおよそ地元と呼ぶべきこの「小田原」という土地は、いわずもがな「かまぼこ」で対外的には名を馳せており、相模湾を望む温暖な気候と、箱根や足柄山脈などの立体的な地形の麓として発展してきた土地である。昔から交通の要所として栄え、豊かな海山の食材の恩恵を受けながら今日まで発展してきた。もちろん、北条一族の歴史ある文化も脈々と受け継がれ、小田原城を始めとした歴史的建造物には、今も訪れる人が跡を絶えない。そんなおおよそ「ファッション」とは無縁そうに見える小田原という場所は、たしかに私の記憶する限りでは、そのようなトレンディなものとは縁が遠く、ほそぼそと古着屋や個人商店が点在しているのをいつぞや見かけたことはあるが、しかしながらその程度であった。過日、このお店を訪れるまでは...

いつか手を伸ばすだろうなと思い続けて数年間、ようやく手に入れたブランド そうです。かの有名な「オーラリー(AURALEE)」です。今回は「スーパーハイゴージスウェットビッグプルオーバー」というなんだか必殺技名のような名が付けられた商品を購入しました。直訳すると「めっちゃ首周りが詰まっててデカイセーター」とでも言ったところでしょうか。アルファベットの魔力ですね、恐ろしい。 全体のイメージはこちらになります。うーっすら縦に光沢っぽいものが走っているのがおわかりになりますでしょうか。ただのスウェットとは違うとばかりのアピール力をこの遠目の画像から演出しています。修学旅行やサークル合宿の寝間着にするにはちょっと難しい存在ですね。間違いなくビールぶっかけられて洗濯機行きのやつに使うのは勇気がいります。 ということで、オーラリーは素材感であったりトレンドなどを反映しながら支持を得ているブランドだと考えています。おそらくノームコアやミニマル的なカテゴリで知らない人はいないくらいの知名度で、ブランド古着店では、COMORIとかYAECAなどと一緒に鎮座しているブランドです。 AURALEEについて 世界中から厳選した原料と日本屈指の生産背景で本当に良いと思える素材を追求。その素材の個性を活かし、時代の気分を反映しながら、上質で洗練された洋服を提案します。 To pursue the special fabrics which we acknowledge the quality and value, we select clothing fibers which have been carefully selected from all over the world at the greatest factories in Japan. We incorporate the mood on the era and propose the sophisticated clothes for each collection by making use of the fabric character and quality. 日本製でコットン100%。とりあえず購入前に執拗に製品タグを見る人間をそれなりに満足させる仕様であります。ちなみに、商品紹介ページには、「シャルム起毛加工を施した1品。アメリカの超長綿であるスーピマコットンの極細番手の糸を使用し、希少な編み機で超ハイゲージに編み立て表面にシャルム起毛加工を施した裏毛です。裏毛とは思えない光沢と綺麗な編み地が特徴の、今までになかったヌバックのような裏毛です。」と書いてありました。とりあえず品質とディテールにこだわったんだなということはよくわかりました。笑 このシャルム起毛加工という言葉を恥ずかしながら存じ上げていませんでしたが、動物の毛などの原料をスムーズに高級感を持って際立たせる加工のようですね。コットンだけど一応製法の一つだし、この表現でも通じるのかと。実際の肌触りはかなり滑らかなので、この訴求ポイントがなかったとしても買っていたでしょう。 購入した色は「ブラウン」ですが、「グリーン」や「ブラック」の色展開もなされていたようです。深くどっぷりした色が個人的なオーラリーのイメージなのと、秋口などの使いやすさを兼ねてブラウンに決めました。グリーンはアンデルセンアンデルセンのニットなどがあり、色として楽しめそうな時期が他にあったのもポイント。 これから夏本番となる今の時期での活躍は難しいので、もう少し先になりそうです。今回はコロナの影響で上期はこれとALLBIRDSのスニーカーくらいしかお買い物をしませんでした。感性は日を追うごとに変わるので、あまり突っ込みすぎても後悔しそうですしね。ということで、これからの活躍が楽しみな一品でした! ...