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No.028    DE BONNE FACTURE / SCARF

No.028 DE BONNE FACTURE / SCARF

初見だと、なんとなく読み方がわかるが自信を持って言えないブランド。(デ・ボン・ファクチュール です。)

 

 

De Bonne Factureはデボラ・ニューバーグという女性がデザイナーを務めているブランド。

ブランド名は「優れたモノ」という意味です。私にとっての「優れたモノ」とは、シンプルかつベーシックで、廃れることなく長く愛用できるもの。そういったピュアで、エバーラスティングなアイテムを〈デ・ボン・ファクチュール〉で表現しています。中でも注目して欲しいのはクオリティーで、 私がデザインするアイテムはすべて、“クラフトマンシップ”を持つ工場で作られているんです。(引用サイト

 

 

シンプルなネイビーのマフラー。ぽこぽこと凹凸があり、それでいて生地がとてもしっかりしているので、非常に暖かく重宝しています。

 

 

生地を拡大するとこんな感じ。とにかくMade in Franceという響きもさることながら、クオリティがとにかく高いブランドだと思っています。他にもシャツジャケットを持っていますが、こちらも着回しやすさ、デザイン、サイジングと絶妙。

 

 

両先端は編み込みが変わっており耐久性も十分。

 

 

写真では比較的フォーマルなスタイルに合わせていますが、おそらく元々はカジュアルユースのはず。いろいろなバリエーションに挑戦してみたい一品です。

No.027    BURBERRY / TRENCH COAT

No.027 BURBERRY / TRENCH COAT

満を持して。

 

 

バーバリーのトレンチコート。10年近く前に欧州のとある国で査収。当時このブランドに遠い憧れを抱き、旅行のノリで食指が伸びたことを思い出します。

 

 

トレンチの発祥云々はよく語られているところ。もちろん、エポーレットもこの通り。

 

 

(興味ある人向けパーツ集)

 

 

・・・

 

 

・・・・・・

 

 

・・・・・・・・・(ベンチレーションあるの今知った・・・)

 

 

コットン×ベージュのトレンチ王道です。バーバリーと双璧をなすアクアスキュータムのバルマカーンコートはオーバーサイズですが、こちらは比較的ジャストフィット。

 

 

やっと俯瞰画像。

 

 

ダブルシルエットが素晴らしい。袖は若干長めで着続けています。どうしてもスレが発生するのでその度に少しずつカットして永く着られるように。

 

 

この背中のシルエットが似合うように。10年近く着続けていますがまだ当分先みたいです。

No.026    ROTA / CORDUROY PANTS

No.026 ROTA / CORDUROY PANTS

GONBUTO.

 

 

ROTA(ロータ)

1962年にイタリア・パルマで創業したパンツ専業ブランド。全ての箇所にナットボタンを使用したりパンツ裾に補強布を施すなど、パンツ作りの真面目な姿勢が評価されており、現在も多くの有名ブランドの製造を請け負っています。現在の主流とは一線を画す、普遍的なラインとエレガントな雰囲気が魅力的な、クラシコイタリアを代表するパンツブランドです。(引用サイト

 

 

中畝のコーディロイ。色はダークブラウン。ぽっかりとしたシルエットで太腿筋が隆々しい私にはありがたい仕様。

 

 

ボタンも至極シンプルに、でもどこか上品さを兼ね備えているのがこのブランドの強み。他のクラシコブランドよりクラシカルなイメージが強いです。それだけに購入欲も掻き立てられます。

 

 

(土臭く合わせてみた)ウール・フランネル・ツイードなどの冬の素材との相性の良さはさすがコーディロイ。落ち着いた色合いなので、案外上に明るい色を持ってきても良いかも。

 

 

上から見たシルエット。コーデュロイがただでさえ「畝」なのに、パンツも十分ウネってますね。。。

 

 

裾はクッション性をもたせるため4cmダブルに。このようなポストマンシューズや、はたまたスニーカーでも相性が良さそう。ドレッシーになりすぎずに履けるカジュアルアイテムです。

No.025    DOUMEUIL CLOTH / BESPOKE SUIT

No.025 DOUMEUIL CLOTH / BESPOKE SUIT

現存する最古の英国マーチャント、「DOUMEUIL(ドーメル)」の生地を使ったスーツ。

 

 

おそらく昔に流通した生地を使っているが、バーズアイ調で打ち込み感のある生地に、薄っすらブルーのウィンドウペンで、飾りすぎないデザイン。ボタンホールは少しブラウン掛かった同色系の糸が使用されており、細部へのこだわりが感じられる。

 

 

ボタンは黒無地のクラシカルなものを使用。フロントボタンは、低めのゴージを活かして2つボタンで。

 

 

袖のボタンは今では珍しい3つボタン。手持ちのものは4つボタンが多いが、このスーツに3つボタンが至極相性の良いデザインかと。

 

 

襟部分も抜かりなく。ゴージが低い初のデザインチョイスだが、思ったよりすんなりと受け入れられた。

 

 

パンツは現代には似つかわしくないIラインシルエットになっていて、特筆すべき裾幅は22cmと、クラシックを通り越したようなデザイン。故に、少しこってりしたブローグシューズとの相性が良く、加えて立体的なノットが作れる太めのネクタイとベージュのバルマカーンコートを大体チョイスしている。

 

 

本来はあと20〜30年くらい年を取ってからのほうが似合いそうだが、それでも普遍性を求めて、一日また一日と、人目を憚らず社会へ繰り出していく様を美学と呼べる日は来るのだろうか。残念ながら今のところ、その勇気は到底持ち合わせていないのだが…

No.024    AQUASCUTUM / BALMACAAN COAT

No.024 AQUASCUTUM / BALMACAAN COAT

どっぷりAライン。

 

 

Aquascutum(アクアスキュータム)。発端をクリミア戦争に遡る、イギリスの老舗ブランド。バーバリーチェックと双璧を成すこの「クラブチェック」はあまりにも有名。

 

 

クラシカルなスーツや洋服が増えてからというものの、それを一身に纏えるコートを探していた。そんな時に出会ったのがこのコート。十分すぎる身幅・着丈に、ベーシックなAラインシルエットのラグランデザイン。釦の印字とクラブチェック、まさに追い求めていたコートの形であった。

 

 

これで、トレンチコートはバーバリー、バルマカーンコートはアクアスキュータムと、一層英国文化が浸透するなか、次はどのアウターに手をかけてしまうのか。秋冬に活躍できるダウンは旧モンクレール、チェスターコートはロロピアーナ、ブルゾンはバブアーと、ワードローブ戦争において、未だ英国優勢なことに変わりはない。

 

 

経年で見られるスレや色落ち、既に十分すぎる貫禄であるが、風雪を耐えしのぐ変わりに成長するバルマカーンコート、着るタイミングも多くその活躍が楽しみです。

 

No.023    ALLEN EDMONDS / STRAND

No.023 ALLEN EDMONDS / STRAND

このセミブローグは唯一無二…

 

 

Allen Edmonds(アレン・エドモンズ)。アメリカ歴代大統領も愛用するとかなんとか。グッドイヤーの柔らかい履き心地、コルクが薄いのか思ったより足の裏への負荷が強いが、逆に軽く、接地面に対しては抜群の強度を誇る。

 

 

今回手に入れたのはStrand(ストランド)というモデル。美しいセミブローグで色はダークブラウン。チェスナットが本命であったが、秋冬に活躍するブローグシューズとして、気がつけば手元へと。

 

 

6アイレットで細かいパーフォレーション、アメリカらしい丸くぽってりとしたラストは、さながら英国靴を彷彿とさせ、自身のワードローブにも違和感なく。

 

 

このブランド、サイズ選びがとにかく難儀。ウィズが豊富かつ、アメリカサイズのUK+0.5だと若干の狭さを感じ、辿り着いた結論が、「大きめで余裕をもたせ、必要に応じインソールで調整」というもの。

 

 

ダークブラウンというより「エスプレッソ」のような色味、その深い色味でフォーマルにもカジュアルにも活躍してくれそうです。

 

No.022    FOLK / COTTON KNIT

No.022 FOLK / COTTON KNIT

すごいさっぱり、すごいこだわり。

 

 

FOLK(フォーク)。イギリス生まれの「シンプル・ベーシック・クリーン」を謳うブランド。とかく着やすく、それでいて快適さを兼ね備えており、春・秋ワードローブの中心的存在。

 

マーブル状に染め上げたような生地。スルッとした肌触りが心地よく立体感もあることで、一枚でも十分主役に。

 

 

(とても見づらい写真で失礼…)。背中との切り返し、裾はそれぞれ別のリブ仕様。ただ、色は全くの同じもの。表現の仕方のみでこれも立体感を生み出している。

 

 

袖もリブ仕様で使いやすく、トーンの統一もなされているので着回しもしやすい。非常に自身の好みに合っているブランドかと思います。

 

No.021    高橋洋服店 / Bespoke Suits

No.021 高橋洋服店 / Bespoke Suits

都内の老舗テーラーでスーツを誂える。

 

 

高橋洋服店。創業1903年、銀座で一番古い注文洋服店だそう。このタイミングの紹介にして、実は初のオーダースーツの誂えはこの一着である。

 

 

十分な薀蓄や感性の持ち合わせもなかった時代(勿論現在でも同様なのだが)。初めて訪ねた時の緊張感や、たくさんのバンチとにらめっこしながら、1時間弱悩みに耽っていささかビギナーズ感は満載だっただろう。

 

 

ただ、あくまで自己の主義主張は控えめに、老舗テーラーとして名を馳せてきた、その含蓄のある提案に身を委ねた。飴色の釦も高級感を醸し出している。

 

 

グレーとブラウンの中間色のような色合いに、うっすらとボルドーが入ったグレンチェック柄。昔の感性ならもう少し派手なものを選んだ気もするのだが、我ながら良いセンスであったと邂逅。

 

 

生地はイタリアのCACCIOPPOLI(カチョッポリ)。ナポリのマーチャントとのことだが、生地の厚みやコシの強さが絶妙で、草臥れない良い塩梅。

 

 

裏地のシックなブラウン。滑らかな造作。

 

裏地のもう一方。3ピースであるからこその豊かな表現力。ストライプの主張具合も素晴らしい。

 

 

今振り返ると、本切羽にしなかったのだけが心残りか。それでも全体のバランス感、ゆとりあるデザイン。スーツもさることながら、人生最初のオーダースーツを快く愉しめた体験でした。

No.020    BROOKS BROTHERS / NAVY BLAZER

No.020 BROOKS BROTHERS / NAVY BLAZER

 

幼少の頃から、「一番(またの名を一等賞とも言う)」とはおおよそ縁が遠い人生を送ってきただけに、金色(ゴールド:一番の象徴)には変わらない一種の憧憬はあるものの、実際には2番手以下で甘んじること多く、それは服のチョイスにもよく反映されている。

 

 

そう、このブルックスブラザーズのブレザーを購入するきっかけは、社会人になって初めてまともな賞与を得た時だったと今更逡巡している。ただ、どうも紺ブレの主役と言わんばかりの金ボタンが、私の感性を揺さぶるには足り得なかったあの時、この燻したようなボタンが目に入ってきてや否や、他店舗のブレザーと比較する本来の用心深い性格はどこへやら、ほぼ即座にこのブレザーに決めていた。

 

 

今でもこのボタンのスペアは大事に保管している。この生地を書くために公式HPを見たが、同じモデルを見つけ出すことがとうとうできなかった。あの時の自分の決断を褒めておきたい。

 

幾数年、このブレザーと共にビジネスパーソンの日々を送ってきたことで、若干の貫禄を増すことになった。もちろん、私のことでなく、このブレザーのことである。購入当時には知らなかった服飾に関する知識を総動員しても、このブレザーのバランス間隔、屹立とした佇まいは今でも美しいと感じることができる。

 

 

生地はSAXXONウールを使用。打ち込みが強く程よい厚さで、それこそ初夏になると敬遠するものの、用途の幅広さは折り紙付き。

 

 

今年でBrooks Brothersは200周年。都合よくこの記事も20本目。ボタンダウンシャツ、レップタイ、チェスターコート。。。彼らが作り出す全てのこれらアイテムにお世話になって、一応ビジネスパーソンとして生きながらえてきました。

 

 

こう遠目で見ると歴戦感は否めず。それでも修繕して使い続けたい一品。

 

 

この佇まい、完全にモノにするまでにはまだまだ掛かりそうですが、それでも着るたびに新鮮さと、懐古的な感情を抱かせてくれるブルックスブラザーズのブレザー。疑いようなく素晴らしいワードローブの一つです。

No.019    ANDERSEN-ANDERSEN / SAILOR CREWNECK (Hunting Green)

No.019 ANDERSEN-ANDERSEN / SAILOR CREWNECK (Hunting Green)

 

海洋国家、デンマークが産み出した産物。ANDERSEN-ANDERSEN(アンデルセン・アンデルセン)のセーラーセーター(でもイタリア製)。

 

 

ANDERSEN-ANDERSEN

2009年、デンマークのアンデルセン夫妻によりスタート。海洋国家であるデンマークは昔からニットが非常に盛んでしたが、近年は後継者不足から産業が減少傾向にありました。しかし、アンデルセン夫妻はこの伝統的なデンマークのニット文化を継承していきたいという想いから昔ながらの編み方を継承しつつ、デンマークのユトランド半島にて生産を始めました。また定番であるタートルタイプは、デンマークで昔から着られている船員や漁師・ハンターのニットウエアのデザインにインスピレーションを受けて作られており、前後どちらでも着られるニットは忙しい船員達が前後気にすることなく、気軽に着られるように作られています(引用サイト

 

 

今回手に入れたのはタートルでないクルーネック型のセーターで、色は珍しい「ハンティンググリーン」。この色、あまり日本に出回っている印象がない(おおよそ一度も購入までに目撃したことはなかった)。店内で見た時にはモスグリーンのような色彩を放っていたが、外で見るとすっかりダークグレーのような色味である。公式サイトでも上のような写真に近い色味の表現になっている。

 

 

これが電球色のような色味の中で撮影すると上の写真のような色味に。やっと「Green」という言葉に一定の信憑性が。

 

 

そして、当ブランドの特徴であるサムホール。実際に活用する機会は少なそう(折り返して使いたいことに加え、手汗による劣化を防ぎたい。。)

 

 

負荷がかかる箇所はカンヌキ留めが施されていたり、とことん使用者に永く使ってもらうような設計がなされている。織りの密度も相当なもの。

 

 

ちなみにこのニット、重さは約1kgと大したもの。翻って、重ね着など殆ど不要。この一枚のみあれば良い。

 

 

晩秋から冬にかけて、この一枚、バルマカーンコート、フランネル地のパンツ、チャッカブーツあたりでサラッと外出ができるくらいの度量を持ち合わさねば…