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No.016    E.MARINELLA / TIE

No.016 E.MARINELLA / TIE

 

初のネクタイはこのブランドから。

 

 

E.MARINELLA(マリネッラ)。各国の首脳も御用達という当ブランド。サミットでのお土産として用いられたことでも有名。

 

 

「ブラウン」と呼ぶには少々勿体無い。「モカチーノ」とでも名付けてみようか。

 

 

ナポリお得意のいわゆる「セッテピエゲ」ではない形のマリネッラ。しっかりと芯地が入っているタイプでどちらかというとこちらが性分に合っているようで。ディンプル作って詰めあげて締めるのには不的確な気もして、専らゆったりプレーンノット(締めるのではなく巻くような感じ)。

 

 

こちらは一転、鮮やかな小紋柄。

 

 

プレーンなスーツに華を持たせることで役割として。

 

 

これからの季節で、増々大車輪の活躍を見せるこの二本。無駄に酷使せず、適度な休憩を挟みながらと思うもつかの間、その汎用性に抗うことができず、一日、また一日と駆り出されていくのです。

No.015    ARC’TERYX VEILANCE / Nemis Jacket

No.015 ARC’TERYX VEILANCE / Nemis Jacket

 

これはなんとしても紹介したかった。ARC’TERYX VEILANCE(アークテリクス・ヴェイランス)のNemis Jacket。

 

「More Urban、More Movable」アウトドアブランドとして名を馳せるアークテリクスを、より都会的なアイテムに落とし込んだヴェイランスシリーズ。ナイロン・ポリエステルが織りなす快適かつ軽量な仕立て。須らくアークテリクスの意匠は施されており、このシームテープも同社らしい仕上げ方を見せている。

 

色はマホガニー。深みと立体感がある赤茶色。ジップも小洒落ている仕様だが全くうるさくなく、同色だからこそできる細微的な美しさ。

 

 

(もはや芸術品を見ているかのよう)。。 襟のリブも軽快な雰囲気で、その切り替えもシームレスの如く自然な造り。

 

袖と裾も同じくリブ仕様。

 

(上から見下されるかのような威圧感…)

 

とかく非常に軽く生地が柔軟なため、パッカブルな汎用性もあり、用途幅が広くさすがアウトドアブランドの意匠といったところ。簡単な雨もしっかり弾いてくれるので頼もしく、断続的な登板機会を要請される主力アイテムとなっています。

No.014    BEAMS F / Birds-Eye Suit

No.014 BEAMS F / Birds-Eye Suit

 

無数の鳥の目…。バーズアイと呼ばれるこの柄の汎用性に惹かれて。それだけでなく、随所に見えるクラシカルなディテールも食指を動かしたアイテム。

 

 

旧タグ。BEAMS Fの3Bスーツ。モヘヤ×ウールの独特なるシャリ感。このスーツに出会って、今のBEAMS Fのイメージに多少の変化が。(イタリアクラシコ一辺倒のブランドという、その認識が改められることに)

 

 

そんな中、生地は「FRATELLI TALLIA DI DELFINO」。やはりイタリアからは完全には抜けられないようで。。

 

 

釦は良い塩梅のブラウン。ネクタイも必然的に同色で合わせることに。

 

 

このディテ―ルのアイテムが初。まさかのパンチェリーナ仕様。購入した時は若干の窮屈さを覚えたものの、今や自身のウエストに服従しその役割を果たせずにいるようだ(異常な怠惰だけは受け付けてくれないらしい)

 

 

サイドベンツで軽い印象。春・秋がメインシーズンなのでこれで良い。

 

 

パンツは1プリーツ。裾は十分なゆとりがあり、近年のクラシコ風潮とは異なっており好ましいシルエット。

 

 

(ヒゲの存在も確認…)

 

 

とにかく「無理のない」デザイン。モヘヤの光沢が全面に出るスーツにおいては、この程度のさっぱりしたディテールでこそ、やっとの「フツウ」を得られる気がします。

No.013    TOM FORD / TF5183

No.013 TOM FORD / TF5183

 

≠T型フォード、=TOM FORD…

 

 

スクエア型のフレーム、フロントサイドにあるブランドアイコン「T」(ト)。合わせはフォーマル◎、カジュアル◯といったところ。

 

 

株主優待を併用しつつ、今回仲間入りを果たしたトム・フォードのメガネ、型番は「TF5183」。

 

 

元々着用している、RayBan RB-5109の代わりとしてフレームのみ購入。そのまま眠ること幾数月の時を経て、今回再び日の目を見る。

 

 

テンプルの先にもブランドネームが。独特の丸みのあるフォント、燻されたようなデザイン、主張は控えめに。

 

 

パッドはフロントフレーム一体型。これも決め手のポイント。

 

 

現在はメイン使用のRayBan RB-5109、オフ使用のOLIVER PEIPLES Kennet BKDTBについで三本目。もうメガネは十分かな。

No.012    BOGLIOLI / COTTON × LINEN JACKET

No.012 BOGLIOLI / COTTON × LINEN JACKET

 

コットン×リネンの絶妙な塩梅。ボリオリのジャケット(おそらく”K−ジャケット”というモデル)。

 

 

出会ったのは比較的最近だが、このジャケットの歴史は長く、おそらく15年程第一線のジャケットとして活躍していたのであろう。定番のドーバー(DOVER)が発売される前なので、その歴史の深さと耐久性に感服。

 

 

タグも全面縫い。サルトリアの文字が踊る。現在の華やかな4つ糸で留めたものより、旧知の落ち着きと信頼感を。

 

 

(ボタンホール。製法に疎いのでマニアの方向け)

 

 

(ジャケットの”ヒゲ”も健在)

 

 

(ラペルの縫い付けとフラワーホール。ここもマニアの方向け)

 

 

ボタンは同色で。同トーンであろうと異色だとまた雰囲気が変わってしまう。これがベターかつ実にベスト。

 

 

リネンの風合いも抜群。長く着込むことでより魅力的なアイテムに。目指せ30年選手。

No.011    LEON FLAM / SAC 21H -PILOT BAG-

No.011 LEON FLAM / SAC 21H -PILOT BAG-

 

 

LEON FLAM(レオン・フラム)。1924年創業、パリのブランド。

 

 

同ブランドで最も有名なパイロットバッグを2年ほど前に。キャンバスとレザーのコンビが美しい。

 

 

なんでも、その機能性から当時のパイロットに大変好まれたようで、ヘルメットを入れるケースからインスパイアされたデザインになっているよう。その収納力は確かに特筆すべきものがあります。

 

 

他にも数種類のカラバリが。ただ、最も「パリ」らしい色味として、このグレーキャンバスに惹かれたのです。

 

 

(良い経年変化の見え始め。。)

 

 

(頑強なジップやリングも、誕生当時の背景を想起させるよう)

 

 

持ち手でトートのように使っても、ショルダーで使っても、はたまたショルダーベルトをクロスさせ、バックパックのように使っても良し。

 

 

背面の佇まいも極力の装飾を嫌い、耐久性を強化する底面のレザーも頼もしい。

 

 

半年ほど前にパリの本店にもお邪魔しました。バッグを持っていることを伝えると購入したお店を聞かれ、妙に意気投合。ブランド価値の高まりは、購入時から収まることを知りません。

No.010    MARGARET HOWELL × JOHN SMEDLEY / SEA ISLAND COTTON STRIPE T-SHIRT

No.010 MARGARET HOWELL × JOHN SMEDLEY / SEA ISLAND COTTON STRIPE T-SHIRT

 

英国の飾らないシンプルさを代表する2ブランドのコラボアイテム。毎年展開されているマーガレット×スメドレーのコットンTシャツ。

 

 

この太めのタグにこそ、一種の憧れを持って幾数年。

 

 

青より「碧(アオ)」。染め出された2色と細いピッチのボーダー、編み込みが美しい首周りのリブ、スメドレーらしさが溢れる生地感。

 

 

(無論イギリス製)。。最近のマーガレットの服で、一番先に手が伸びるのは商品タグ。生産国や素材に過度な期待や偏見は抱かないようにしていますが、それでも日本製・イギリス製に惹かれることは一度や二度ではなく…

 

 

ガゼット部分は切りっぱなし。締め付けから開放され、ストンと落ちるデザインを実現。

 

 

おそらく何かを入れることを想定していない胸ポケット。その素材感により、軽くめくれた先には「碧」。単調になりすぎない意匠がここに。

 

 

その素晴らしい縫製とカラバリで有名なスメドレーですが、マーガレット女史の手によって更に収斂された商品に。盛夏に着こなすには程遠い資金力の中、春と秋の主力インナーとして、またシーズンをむかえます。

No.009    MAISON MARTIN MARGIELA / Code Lane Pants

No.009 MAISON MARTIN MARGIELA / Code Lane Pants

 

コードレーンの砂丘。縦方向に貫く主線とそれを繋ぎ込むように織られた細畝の生地。コットンコードと呼ばれ、盛夏の主役としてシアサッカーと双璧を成す。

 

 

、、(全く分かりづらい写真にて失礼)。マルジェラお得意のサイドシームレスになっており、脚を巻き込むように覆うデザイン。可動域が十分確保され、風通しもこの上なく良い。

 

 

フックとボタンフライ。フックの噛み合わせが悪いと公序良俗に反する危険性があるため細心の注意を・・・。

 

 

(コインポケットのようなもの。おそらく使うことはない)

 

 

色味、柄、素材、デザイン、シルエット、全てにおいて「中庸」(極端な行き方をせず穏当なこと。片寄らず中正なこと)の体現…。

 

 

夏はさっくりとしたスエードローファー、秋はブラウン×グレインレザーのUチップで。

No.008    TIE YOUR TIE /  Dress Shirt -Blue&White-

No.008 TIE YOUR TIE / Dress Shirt -Blue&White-

 

イタリアのクラシカルなスタイルを貫く。

 

 

TIE YOUR TIE…1984年にフランコ・ミヌッチ氏により誕生。以降特にネクタイを中心に人気を集め、「セッテピエゲ」と呼ばれる7つ折りのネクタイは…。

そんな薀蓄を語る場所でもなく、またそのような深い造詣も持ち合わせていない。

 

 

ただ、言えるのは、非常に繊細ながらも強く、日本の高温多湿の夏にピッタリだということ。袖を通した瞬間に、今までのシャツとは別モノだとわかるその生地も、言葉を選べない良さがある。

 

 

袖周り。ボタンの素材感や程よさ、綺麗なロール、確実な縫い付け。

 

 

ガゼットも一切の主張なし。

 

 

屹立した襟周り、もちろんセッテピエゲのネクタイが一番お似合いだが、第一ボタンを外し、腕をまくって一枚で着る。このシャツの真骨頂は恐らくここにある。

 

 

スローシャッターを切ったような滑らかな存在感。光の陰影で更に鮮明に。

 

 

ピッティに代表されるようなイタリアクラシコの魅力はあまりわかりませんが、拡大解釈されないベーシックなイタリアアイテムはとても好きです。これもその一つだと思っています。

No.007    LACOSTE / POLO -L.12.12-

No.007 LACOSTE / POLO -L.12.12-

「L」は「LACOSTE」の頭文字 「1」は唯一無二であることの証 「2」は短袖を示す記号 「12」は選ばれたプロトタイプの番号

 

 

夏を彩るポロシャツはこれだけでいい。ラコステの L.12.12。日本独自の規格やNot made in Franceは邪道だと、そう思っています。

 

 

ポロシャツは体型にフィットさせたものより、与えられたデザインを体に馴染ませるもの。フランス製のラコステはワッフルのような着心地と絞らないデザインで、実に快適な着心地です。

 

 

腕のリブも絞りきらず通気性も十分。

 

 

現在はブラック・ネイビー・ホワイトの3色を所持。サイズも全て同じで「3」。あとはグリーンとイエローを揃えてみたい。

 

 

襟のロール具合、絶妙な襟幅と湾曲した製法は、他のブランドでは真似できていない箇所と感じています。

 

 

ストン…と。もう3年ほど使っていますが、十分な耐久性もまた魅力。

 

 

「キツネ」の次は「ワニ」。フランス生き物図鑑はここらで一旦の暇を頂戴します。