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No.010    MARGARET HOWELL × JOHN SMEDLEY / SEA ISLAND COTTON STRIPE T-SHIRT

No.010 MARGARET HOWELL × JOHN SMEDLEY / SEA ISLAND COTTON STRIPE T-SHIRT

 

英国の飾らないシンプルさを代表する2ブランドのコラボアイテム。毎年展開されているマーガレット×スメドレーのコットンTシャツ。

 

 

この太めのタグにこそ、一種の憧れを持って幾数年。

 

 

青より「碧(アオ)」。染め出された2色と細いピッチのボーダー、編み込みが美しい首周りのリブ、スメドレーらしさが溢れる生地感。

 

 

(無論イギリス製)。。最近のマーガレットの服で、一番先に手が伸びるのは商品タグ。生産国や素材に過度な期待や偏見は抱かないようにしていますが、それでも日本製・イギリス製に惹かれることは一度や二度ではなく…

 

 

ガゼット部分は切りっぱなし。締め付けから開放され、ストンと落ちるデザインを実現。

 

 

おそらく何かを入れることを想定していない胸ポケット。その素材感により、軽くめくれた先には「碧」。単調になりすぎない意匠がここに。

 

 

その素晴らしい縫製とカラバリで有名なスメドレーですが、マーガレット女史の手によって更に収斂された商品に。盛夏に着こなすには程遠い資金力の中、春と秋の主力インナーとして、またシーズンをむかえます。

No.009    MAISON MARTIN MARGIELA / Code Lane Pants

No.009 MAISON MARTIN MARGIELA / Code Lane Pants

 

コードレーンの砂丘。縦方向に貫く主線とそれを繋ぎ込むように織られた細畝の生地。コットンコードと呼ばれ、盛夏の主役としてシアサッカーと双璧を成す。

 

 

、、(全く分かりづらい写真にて失礼)。マルジェラお得意のサイドシームレスになっており、脚を巻き込むように覆うデザイン。可動域が十分確保され、風通しもこの上なく良い。

 

 

フックとボタンフライ。フックの噛み合わせが悪いと公序良俗に反する危険性があるため細心の注意を・・・。

 

 

(コインポケットのようなもの。おそらく使うことはない)

 

 

色味、柄、素材、デザイン、シルエット、全てにおいて「中庸」(極端な行き方をせず穏当なこと。片寄らず中正なこと)の体現…。

 

 

夏はさっくりとしたスエードローファー、秋はブラウン×グレインレザーのUチップで。

No.008    TIE YOUR TIE /  Dress Shirt -Blue&White-

No.008 TIE YOUR TIE / Dress Shirt -Blue&White-

 

イタリアのクラシカルなスタイルを貫く。

 

 

TIE YOUR TIE…1984年にフランコ・ミヌッチ氏により誕生。以降特にネクタイを中心に人気を集め、「セッテピエゲ」と呼ばれる7つ折りのネクタイは…。

そんな薀蓄を語る場所でもなく、またそのような深い造詣も持ち合わせていない。

 

 

ただ、言えるのは、非常に繊細ながらも強く、日本の高温多湿の夏にピッタリだということ。袖を通した瞬間に、今までのシャツとは別モノだとわかるその生地も、言葉を選べない良さがある。

 

 

袖周り。ボタンの素材感や程よさ、綺麗なロール、確実な縫い付け。

 

 

ガゼットも一切の主張なし。

 

 

屹立した襟周り、もちろんセッテピエゲのネクタイが一番お似合いだが、第一ボタンを外し、腕をまくって一枚で着る。このシャツの真骨頂は恐らくここにある。

 

 

スローシャッターを切ったような滑らかな存在感。光の陰影で更に鮮明に。

 

 

ピッティに代表されるようなイタリアクラシコの魅力はあまりわかりませんが、拡大解釈されないベーシックなイタリアアイテムはとても好きです。これもその一つだと思っています。

No.007    LACOSTE / POLO -L.12.12-

No.007 LACOSTE / POLO -L.12.12-

「L」は「LACOSTE」の頭文字 「1」は唯一無二であることの証 「2」は短袖を示す記号 「12」は選ばれたプロトタイプの番号

 

 

夏を彩るポロシャツはこれだけでいい。ラコステの L.12.12。日本独自の規格やNot made in Franceは邪道だと、そう思っています。

 

 

ポロシャツは体型にフィットさせたものより、与えられたデザインを体に馴染ませるもの。フランス製のラコステはワッフルのような着心地と絞らないデザインで、実に快適な着心地です。

 

 

腕のリブも絞りきらず通気性も十分。

 

 

現在はブラック・ネイビー・ホワイトの3色を所持。サイズも全て同じで「3」。あとはグリーンとイエローを揃えてみたい。

 

 

襟のロール具合、絶妙な襟幅と湾曲した製法は、他のブランドでは真似できていない箇所と感じています。

 

 

ストン…と。もう3年ほど使っていますが、十分な耐久性もまた魅力。

 

 

「キツネ」の次は「ワニ」。フランス生き物図鑑はここらで一旦の暇を頂戴します。

No.006    MAISON KITSUNE / Botton Down Check Shirt

No.006 MAISON KITSUNE / Botton Down Check Shirt

 

 

パリ(PARIS)。見るも鮮やかな果物がマルシェに並び、目移りする色彩の順列が実に心地よい。また、このシャツも控えめながら、多くの色彩を放つ。

 

 

MAISON KITSUNE(メゾン・キツネ)。フランス人と日本人が共同で立ち上げたブランド。3色のキツネロゴは昔の憧れでもあり。

 

 

しかし、今となってはその憧れは望外となって、あくまで素材や色の感覚にこそ鋭敏となって、その「キツネ」を眺める。

 

 

多層かつ幅が異なるチェック柄。重なる色は、まるで乗算した色彩でなんとも絶妙な仕掛け。ステッチも非常に細かく、極力前に出張ることを嫌う「白」が、このブランド本来の価値観を体現しているかのよう。

 

 

アメリカのボタンダウンシャツよりもコシがない生地だけに、襟周りのボタンダウンにおける作りも柔軟で端正。

 

 

背中には小さなハンガーループ。コットン100%の柔らかい生地だからこそ、ざっくりした掛け方でも形を崩さず保っていられる。

 

 

ポケットも精緻かつ自然な縫い付けで申し分ない。

 

 

エマ・ストーンさんの映画「La La Land」での衣装にも親しいものを。こちらはリネン混のような雰囲気で、このシャツで演じている車中シーンの光の入り具合・カメラワークは絶品。

 

 

日本の「La La Land」は未だ見つかりませんが、このシャツで日々を少しでも楽しく、そして夢あるものに。

No.005    Church’s / Grafton R 173 -HIGHLAND GRAIN DAINITE-

No.005 Church’s / Grafton R 173 -HIGHLAND GRAIN DAINITE-

 

 

重戦車。ただただ重く、そして強固。

 

 

買うならシボ革&ダイナイト&ブラウン系の組み合わせで。一番グラフトンのイメージに近く、そして重々しいデザインに一種の憧れを。

 

 

このグラフトン、ノーザンプトンのチャーチファクトリーで眠っていました。若干左右の色が違うことがアウトレット品の原因。磨き込みでなんとかなるという楽観的感覚により、はるばるイギリスからお持ち帰り。

 

 

ダイナイトソール。旧チャーチの73が一番足に合っていますが、こちらは173ラスト。コンサル・ディプロマット・グラフトン・チェットウィンドと揃っているので、残りの紹介は後ほど(希望的宣言)

 

 

パーフォレーションも美しい。やはり英国靴は一歩引いたデザインこそ至高。出過ぎる真似はするなと自らを顧みるよう。

 

 

(寒くなったら本格的な出陣。アスファルトの戦場を駆け巡っていただきます。。。)

No.004    CELLERINI / Tote Bag -Taupe Grain Leather-

No.004 CELLERINI / Tote Bag -Taupe Grain Leather-

 

 

フィレンツェの老獪なる名門。ここにあり。

 

 

CELLERINI(チェレリーニ)

1956年に名匠シルバノ・チェレリーニ氏がイタリア・フィレンツェにて設立した老舗革ブランド。この、シルバノ・チェレリーニ氏こそが、エルメスから唯一優秀であるとして認められたという職人。最初に申し上げるが、どことなくエルメスに似ている所が見られるが、それはエルメスのオマージュ(リスペクト)でもあるのだろう。現在はシルバノ・チェレリーニとアンナ・マリア・チェレリーニの娘であるアレッサンドラ・チェレリーニが事業を引き継ぎ、創業当時にオープンしたイタリア・フィレンツェのデル・ソーレ通りにショップ(工房)で現在も作られている。

RENATA

 

 

小ぶりのジップ。エルメスのオマージュ感をふんだんに。

 

 

色はトープ。RGB(R:80 G:73 B:70)。絶妙な大人っぽさが好きで、他にも何品かは我が家に鎮座。

 

 

『ド・フォーマル』なコンディション以外であれば何でも。汎用性の高さ、男女兼用なデザイン。普遍性を保ちながら今日もその出番の時を待ち続ける。

No.003    TURNBULL & ASSER / Dress Shirt -Double Cuff Links-

No.003 TURNBULL & ASSER / Dress Shirt -Double Cuff Links-

 

 

”Manner maketh man” ターンブル&アッサー。英国紳士の嗜む著名なブランド。

 

 

さっぱりとしたブルーグラデーションのシャツを。

 

 

「ターンブルカット」※と呼ばれる衿型。FUJIYAMAカットと日本では名付けよう。

※襟の外側がSの字状にカッティングされ、襟先が内側に入り込む設計になっている。この形状が、ジャケットを羽織った際シャツの襟が外に飛び出すのを防ぎ、常に引き締まった印象を与える。

OTOKOMAE 男前研究所

 

 

幼き頃の記憶を辿る。自家忘却しながら打ち込んだスポーツにより、首周りの筋肉は隆々と。41cmにてジャストフィット。

 

 

シャツの製縫には驚くほど無知により、ファッションマニアのシズルポイントは刺激できず。素晴らしい解説をなさる先達の皆様にお任せ(嗚呼、日本の何処かに・・)

 

 

ダブルカフスの魅力。ここに伝わらず。

 

 

これほどふんだんな色とデザインを凝らしているのに、非常に収まりが良いのがこのシャツの恐ろしいところ。着る時は大体ソリッドネクタイ×ブレイシーズ×3ピースと決めている。

 

bondsuits.com

 

うーん。しかしながらこの着こなしよ。先天的な差は埋めがたし。

No.002    SANDERS / Tassel Loafer -Dirty Buck Suede-

No.002 SANDERS / Tassel Loafer -Dirty Buck Suede-

 

この静謐さよ良し。

 

 

サンダース。夏のセールにより一旦伸びた食指は留まることを知らず。

 

 

(うっすらと見える価格・・・その4割引き。。)

 

 

スエード&クレープソール。控えめな『ATTENTION』こそ、主張を控えたアイコンとして意義があるものか。

 

 

白糸のアクセント。タッセル部分にも縫われており芸が細かい。

 

 

古来より育まれてきた地層のよう。最下層ほど朽ち果てるか。

 

 

履き入れ口の湾曲。十分な広さがあり、普段英国靴7 1/2の私でも余裕があるサイズ感。かといってかかとは余らず、非常に日本人LIKEな履き心地。

 

 

クレープソール。お天気とジメコン(地面コンディション)は何より重要。

 

 

あくまで飾らず、ぽっかりしたシンプルなパンツと共に・・・。

No.001    BERUN / Bespoke Suits

No.001 BERUN / Bespoke Suits

 

神楽坂の名店でオーダースーツを誂える。

 

 

決めていたのはネイビーで程よい光沢、ある程度打ち込みが確かな生地。そして何よりも普遍的なこと。

 

 

オーナーに勧められた『Harrisons of Edinburgh(ハリソンズ・オブ・エジンバラ)』 飾り気のない英国の空気をふんだんに吸い込んだ生地。これにしよう。

 

 

仮縫いは1回、十分に信用して任せているので、余計な口出しはせず、身を任せて仕上がりを待つ。

 

 

新婚旅行の話題にも。イギリスに行くことは決めていたので、聖地『サヴィル・ロウ』の情報も潤沢に入手できる。

 

 

襟はピークドラペルで1つボタン。ウエストコートを付けてよりフォーマルに。モーニングカットにしていただき、それでも普段使いにも対応できるよう、飾らず、落ち着いた佇まい。

 

 

TURNBULL & ASSERのカフリンクスをサンプルで付けさせていただき、同時にオーダーしたシャツとの相性を確認。

 

 

挙式当日。ハンガーはオリジナル。もちろん現地まで同伴。

 

 

当日はオリジナルのボウタイにミモザを合わせて。会場の雰囲気とも相まって素晴らしい装いに。